2012年07月24日

オトナの歌の定期テスト、とか・・・

こんばんは!
先週土曜日は<エーヴィゲ・ハルモニーinウィーン2013>の合同練習日でした。
今回のウィーン楽友協会でのコンサートでは1曲目に 小林秀雄:落葉松 を予定していますが、60人超えの現在の女声の編成ではかなり重たく、曲の雰囲気を出すのが難しいこと&練習時間が十分に取れないなどの問題があり、参加メンバーの皆さんには恐れ多くもこの曲のみ、やむを得ず「オーディション」の形をとらせていただいて、30〜35人編成で演奏することにしました。
その緊張のオーディションを先日の合同練習日に行ないました。
シニア世代のオーディション・・・20代30代ならともかく、なかなか厳しいことをやりますよね〜私ったら。。。^^;
しかし30代〜70代のメンバー諸氏、当初は「先生の方でご指名ください・・・」とか「私は辞退しますから・・・」などとオーディションに後ろ向きな意見も聞かれたのですが、「ウィーンの大舞台で歌うんだから、そのくらいの覚悟がなきゃ!」と私の意向を理解してくださり、結局参加者全員受けてくださいました。

やり終えてみて、皆さんに一人ずつ歌っていただいて本当によかったと思いました。
その理由は、
・オーディションに向けて一生懸命練習されたことで、個人のレベルが絶対に上がったと思えたこと。
・個人個人の長所及び課題が見つけられたこと。(合唱で聴いているだけではわからない個々の事情がわかった。)
・世代による課題・・・特に70代からの課題がよくわかったこと。

大体、一般のアマチュア合唱団の方で、70歳を過ぎて、「落葉松」を一人で歌ってください、といって応じてくださる方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。大抵は、若い人にまぎれて・・・という意識になりがちですよね。
でも勇気を持って皆さん全員歌ってくださいました。
皆さんの抱える課題は、その後の世代の女性たちもいつかは抱えることなのです。だから、その課題を克服する方法を見つけ出すことが私にはとても大切なこと。神様がこういう運命を与えてくださったことに感謝です。

オーディションをやり終えたメンバー諸氏も、スッキリしたような表情に見えました。(私だけかな??)
一人で伴奏に合わせて歌えたことの充実感もあったんでしょうね。

こういう一人で歌っていただく機会は、何も今回のオーディションに限らず、これから年に1度くらいは定期的にやってみたいというアイデアがめっちゃ膨らんでいる私です。
会場や予算建て、内容まで浮かんじゃって・・・アハハ・・・ウィーンから帰ってきたら、また楽しいことが待ってるぞぉ・・・るんるん
オトナ合唱団員の「歌の定期テスト」、是非実現しちゃいましょうかわいい

posted by ひろこ at 00:36| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

声の可能性

昨日・一昨日は、4つのシニア合唱団の練習があり、そのうち2つの合唱団では個別やパート別のプチヴォイトレを希望されて取り入れています。
いずれの団も、しばらく先にある演奏会の曲があるため、曲の中で発声・ピッチがうまくいかないところをチマチマと直していきます。
こういうレッスンを度々していると、うまく歌えない箇所というのは、大体どの世代も共通しているものです。
昨日の場合は音程の跳躍で声が変わってしまいうまくいかないところが多かったので、個別に直していきました。
一人一人声がスムーズに流れるルートが見つかると、だんだんパートの音が澄んできます。
声を揃えよう、という意識で揃うのではなく、一人一人の発声がスムーズになったら自然に集団の音もきれいに揃っていくものなんですね。
だから、合唱の束の音を美しくすることは、<自分の声がスムーズ=自由に心地よく歌える>ようになることなんだと思います。無理に集団の音に合わせようとすることは、かえって逆効果なのかもしれませんね。
心地よく歌える声のルートをみつけて、<他者の声を聴く余裕=アンサンブル能力>が身に着けられると、本当に合唱は楽しいと思います。
私の関わるシニア世代の皆さんは、誰もが前向きに取り組んでくださるので、こちらが良い刺激を与えていただいています。
ちょっとずつの声の直しが、やがてしなやかな個々の美声につながるものと、シニア世代の可能性に期待を膨らませている昨今です。
みんなが美声になりますようにぴかぴか(新しい)






posted by ひろこ at 01:21| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

明日は発声講習会

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こんにちは!五月晴れのいいお天気になりましたね晴れ
この爽やかな季節に、東京から坂本かおる先生をお招きし、アンチエイジング女声の声磨きにヒントをお与えいただける素敵なチャンスに恵まれること、大変嬉しく思います。
上の写真手前は先生のご著書、そして明日のため準備したマイ工作簡易募金箱。
あとはビデオとお茶の準備をすれば完了です。


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これは今回の資料として先生にお渡しした受講生の発声の悩みアンケートを年代別にまとめたものです。
「息が長く続かない(圧倒的多数)」「高音が出しにくい」「中音域が響かない」「低音を美しく出すには」「母音により響きが変わる」「裏声がむずかしい」「声が揺れる」・・・などなど、皆さんそれぞれ声の悩みをお持ちなんですね〜。一生懸命、コーラスに取り組んでおられる証拠でもあるのでしょう。
明日の先生との出会いが、皆さんのコーラスへの思いをさらにグッド(上向き矢印)させてくださるような素敵なものになるものと確信する私です。
本当に楽しみですねるんるん

明日もいいお天気だといいなぁかわいい


posted by ひろこ at 13:37| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

やっぱり個別指導

昨日は午前さざんかのメゾの集中指導、午後はおばたで全体練習の後、ソプラノお二人のプチボイトレを行いました。
さざんかではメゾの8人で2時間、このぐらいの人数と時間でも決して十分とは言えませんが、日頃の全体練習ではなかなか指摘できない個々の発声の問題点を集中してクリニックできました。ソプラノ&アルトはピアニストI先生がハーモニー練習をしてくださいました。
個人の発声上の詰まりが取れると、それが全体になった時、何倍もの美しい音に変わることが今日もよくわかりました。
やはり、アンチエイジング世代こそ、個別指導です。
練習の合間には生まれて初めて国府宮のはだか祭りのはだか男たちの行列を見ることができました。道端に雪が残って寒い中、大勢の方が参列してみえました。稲沢のパワーは、こんな伝統も影響しているような気がします。

おばたでは、到着した時ピアニストN先生が、1ト2トの「ト」のところでスッと息を吐きましょう、というトレーニングをなさろうとしたところでした。
これはいい!
指導をバトンタッチして、その応用編を展開。3拍子の2拍めで、とか1&3拍目で、とか1拍ずつずらしていくとか、いろいろやってみました。
結構、手こずってましたよね〜^^;。。。
しかしこれは脳トレ&リズム感&反射神経を養うのにとてもいい練習ですから、来週はさらにヴァージョンアップして遊んでみましょ♪
おばたも練習後にはソプラノお二人の30分プチボイトレ。
70代のAさん、以前とは打って変わって中音が美しくしなやかでよくハモる声になっていて正直オドロキ目
中音が美しくなるっていうことは、それから高音、低音に響きが移行できていくはずですから、1つのポイント通過だと思います。
昨年末「また発声を1から」・・・とおっしゃっていたAさん、コツコツと努力された成果が表れて本当にうれしかったです。

発声のポイント達成の個表みたいなのを作ってみましょうかねぇ。
それぞれの課題もはっきり見えてくるかも知れませんね。

今までは、やっても苦労ばかりで楽しくないかな・・・と取り入れずにきたア・カペラや、少人数アンサンブル練習、外国語作品も、易しいものから少しずつ取り入れてみましょうか。
外国作品の方が、高音もそれほど高くない作品が多かったりして、音域的にはシニア世代に合っているんですよね。(アルトもシニアの方はヘ音記号のD、Cまできれいに出る方が多い。)
ただ、発表の場で演奏するかどうかは別。バルトークやコダーイなどをシニア集団が演奏されるのを聴くこともありますが、なかなか良い演奏には出合えません。
まずは、あくまでも練習メソッドとして取り組み、発表するものは別に持っていた方がいいでしょうね。

発声の個別指導と新しい取り組みで、アンチエイジング世代が変革できますでしょうか!?
おもしろくなりそうですかわいい

posted by ひろこ at 08:40| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

アンチエイジング世代こそ個別ヴォイトレ

こんばんは!
雪も一段落。今日は稲沢と小幡の練習がありましたが、稲沢は名古屋よりかなりの積雪だったみたいです。それでも、お昼頃には太陽が照って、一気に雪が融けていくようでした。今回は水分の多い雪でしたね。

稲沢さざんかは、7月の演奏会に向けて午後も自主練でがんばっています。
1本演奏会をしようと思ったら、週一回2時間の練習では、普通の合唱団はなかなか難しいですよね。よほど専門の方々の集まりならともかく、アマチュアは、人様に聴いていただけるような音楽にするまでには時間も必要です。
平均年齢はアラカンじゃないかと思われるさざんかですが、本当に皆さんタフで頑張り屋さんでアンド素直で、見習うところ多しです。いい演奏会にしたいですね。

おばたコーラスも夏のおかあさん大会に向けて、団員さんからの提案で練習の前後にパト練とヴォイトレを加えて強化中です。
今日は練習後に3人のソプラノメンバーのプチヴォイトレをしました。
こういった試みはおばたでは初めてなのですが、つくづくアンチエイジング世代のヴォイトレは個別でなきゃ、と実感しましたね。
メンバーさんそれぞれのクセがあり、3人で1つの音にしていくにも、発声のアプローチの仕方は三人三様です。個々に手直しをして、最終的にみんなで1つのいい音になる。
人数の多い合唱団では、なかなか一人一人念入りに発声だけをみるわけにはいきませんが、こんなプチトレを毎週やっていったら、結構効果上がるかも、と期待が持てる感じでした。
声が揃うと、合唱の場合、ソロで歌うよりも年齢を感じさせない音になることもわかってきました。
これも合唱の大きな魅力ですね。
アラカン、アラセブ、どこまでやれるか・・・私を驚かせてくださいね、皆さん黒ハート

posted by ひろこ at 20:19| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

声の工事

寒っ!!
なんですか〜この寒さは〜。。。
日暮れ頃からめちゃめちゃ冷え込んできましたよね。
今日の午後の練習は暑いくらいだったのに・・・気温差20度ぐらいありそうです。ストーブ欲しい。。。

今日は2つのアフタヌーン出演合唱団の練習でした。
音程を上げて、発声を直して、音程を上げて、発声を直して・・・(◎0◎;)
天井が落ちないように柱を補強する工事のようでした。
それでも、1ヶ月前に比べると、ドーンと音程が下がることはなくなりましたね。
皆さんにはキツイ試練かもしれんけど(⌒0⌒;)
かなりの成長ですよ。
あと1年あったらいいんだけど。(⌒▽⌒;)))

でもこれを機に、清潔な音程や発声を1から見つめなおしていただきたいです。

まず正しい音程を自覚できるように。なんとなく、のあいまいな感覚で音楽しないで。自分の澄んだ耳で音をちゃんと聴きましょう。
そして耳で聴いた良いピッチにちゃんと反応して歌える柔軟な自分でありたいですね。87歳の大溝さんはとても清潔なピッチで、隣で歌っても私は声がよく合いますよ。音程が悪いのは加齢が原因なんて言うのは恥ずかしいですよ!

音程のタルミよ、さらばじゃ〜〜〜!!!

お腹のタルミもお顔のタルミも、美しいものじゃないけど、

音程のタルミは絶対やだな〜。ネジ巻いていこう!

タルむな〜〜〜〜〜! シュワ〜〜〜〜ッチ!ぴかぴか(新しい)


posted by ひろこ at 21:28| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

高齢ソプラノ歌手

おはようございます!
1週間ぶりの更新です。皆様いかがお過ごしですか?
私は先週末から練習&モロモロのデスクワーク、また久々に愛娘たちとリフレッシュ旅行に出かけたりもしました。
秋らしく過ごしやすい気候になったせいか、晩御飯を食べると眠たくなってしまい・・・夏の疲れを癒す時期でもあるのでしょう。ぐっすり眠れると気持ちイイですね〜。

昨日は稲沢さざんかの練習時に、近くの小学校に通う2年生の子どもたちが、公民館ではどのようなことをしているのか、という授業で練習の見学に来られました。
私が稽古場に着いていきなりのお話だったのですが、さざんか合唱団は日頃どのような活動をしているかを子どもたちに説明した後、「村の鍛冶屋」をア・カペラで聴いてもらいました。
先生が、「何か質問がある人〜」と問いかけると、子どもたちから「どうしてそんなにきれいな声が出るのですか?」と聞かれて、さざんかの皆さんもニッコリ嬉しそうかわいい。。。そりゃーそうですよね。小学2年生のお母さん世代というより、お祖母ちゃん世代のメンバーが圧倒的に多いさざんかです。お孫さんから真面目に「綺麗な声」と褒めてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

考えたら、日本の音楽文化は私の子ども時代に比べたら格段に進歩しました。私が小学2年生の時、地域にお祖母ちゃん世代の合唱団なんて見たことも聴いたこともありませんでしたから。。。PTAのママさんコーラスはありましたけどね。そのPTA世代の方々が今のおかあさんコーラスを支えていらっしゃるわけです。

でも、今の30代〜40代のお母さん世代はコーラスってあまり盛んではありません。PTAコーラスもどこもなかなか運営が大変なようです。
若いお母さんたちは子育て一段落したらお仕事をされるし、土日は子どもたちの様々な活動のサポートに忙しく(一昔前より何かと親のサポートが重要視される)、歌いたい人はカラオケで終わってしまいます。
専門的にやっている人たちは別にしても、普通のお母さんたちのコーラスは一昔前に比べるとずいぶん減ってきていますね。お祖母ちゃんはコーラスやってるけど、お母さんはやってない、みたいな感じかな。

今、60代70代の方々は、子育てしながら、あるいは少し子育てが落ち着いてから歌い続けてみえた方々です。だから子どもたちからも「綺麗な声」と言ってもらえる。
コーラスを続けていくってことは、練習で得る技術だけでなく、仲間と一緒に食事やお茶をしておしゃべりする中から豊かに培われる生活の潤いのようなものも必ずあると思います。そういう時間が得られるのも、仲間と共同作業のコーラスだからこその良さですよね。


話は変わりますが、昨日夕方のテレビで、前川圓(えん)さんという、伊賀市の87歳のソプラノ歌手の方を初めて知りました。
2年前舌癌を発症し、舌を4分の3切除する大手術の後、トレーニングで目覚しい回復をされて、コンサート活動を再開されているようですが、そのお声の美しいこと!!
発音はラ行など、確かに難しそうですが、ソプラノの声そのものの輝きと、お腹で支えられた発声に、驚嘆しました。
ああいう動画をインターネットで是非流してもらいたい。日本にはすばらしい歌手がいるものです。
前川さんは、30年以上地元の小中学校の音楽教師を務められた後、歌の勉強と女声合唱団の指導者をされていたようで、水谷昌平先生のフラウエンコーア東海でも歌っていらしたようです。伊賀から名古屋に毎週通われていた、というだけでも凄いパワーを感じますが、テレビで拝見した前川さんは、とにかく可憐で柔らかい印象でした。一目でファンになりました。

前川圓さんの関連サイト

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100315/trd1003152350012-n1.htm

http://www.pref.mie.jp/GKENMIN/HP/Lobbyconcert/h21/lobby_65.htm

posted by ひろこ at 10:10| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

主和音

10月29日のアフタヌーンコンサートに向けて、熟年メンバー様たちのAndriessen「Ave Maria」との格闘が始まりました。
ハンガリーのプロムジカのCDを聴いて「はぁ〜〜〜。」とため息をつかれる皆様。
いやいや、ため息ついてる場合じゃないのよ。皆様と同じ女声合唱なんだから。

はじめの音はGDur「ドミソ」の主和音。
こんなハーモニーの基本が、意外と正確にとれないものです。
今日もパートお一人ずつの3声で、ちゃんと倍音が鳴るまでしぶとくピッチと発声を直していきました。
私とメンバー各位の我慢大会のような練習ですが、私にはこれ以外の練習は見当たりません。
とことん、ハモるってどーゆーこと? を追求し、体感し、納得していただきたいのです。
全メンバーのGdurの三和音が正しくなるまでに、今週2時間かかったとしたら、来週は1時間でできるように、再来週は30分でできるように、前進していてほしいのです。
熟年世代でそのペースなら、まだまだ、伸びしろ十分ですよね。
感覚の鈍らない、鮮度よく精進なさる皆様に音楽の愛をハートたち(複数ハート) 輝くハーモニーをるんるん



posted by ひろこ at 20:12| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

脱・オバチャンコーラス

おはようございます!
夏になると全国で有名になる多治見。今日も暑くなりそうです晴れ
市内でも、土地の状態で気温が違うようです。よくテレビに映る駅前や気温の観測地点あたりは盆地の真ん中ですので、やはり相当ムワムワしてるんでしょうね。

アンチエイジング世代のコーラスを最近受け持つことが多いのですが、お一人お一人がいくつになられても、一表現者としてキラキラと幸せに歌っていただきたいと願う私です。
それで手厳しいようですが、声・歌の部分だけでなく、外見のオバチャン化もチェック目
「え〜〜〜先生〜〜〜私は老後のんびり楽しく歌えればいいんですよ〜〜〜」という声も熟年のメンバーさんから聞こえてきそうですが・・・

私の関わる合唱団の皆様は、本当にすばらしい心・人生経験をお持ちの方々ばかりです。
私の方が皆様から教わることが多い。
こんな若輩者を指導者として合唱をしてくださることに感謝の気持ちでいっぱいなのです。
しかし、同じ舞台で同じ音楽を表現する者として、年齢を重ねたらそれなりの美しさを放っていただきたいと願うのです。
そのためには、もちろん歌の技術は一番。
でもね、やはり見た目も大事。だって歌は歌い手自身が楽器であり演奏者であり、価値があるかないか、判断されるものでしょ。
・・・といって、別に整形しましょっていう話ではもちろんないです(^^;)。
自然に年齢を重ねた美しさが何より大切ですもの。

ただね、例えば日頃のファッションの趣味。

私が大学時代に習っていたイタリア語のジュリアーナ先生は、ローマ出身でスーパーモデル級の美女でした。
彼女がよく口にしていたことは、「日本の女性は、なぜ歳をとると地味な同じようなデザインの服(柄の入ったグレーとか茶とか、ウエストゴムとか・・・ ^^;)を着るのか。私のお母さんは70歳になるけど赤やブルーや明るい色を着ます。」
と、人から目立たないようにする年齢を重ねた日本の女性のファッションを25年も前にバシッと批判されました。
イタリア人だから感性が違う、と言ってしまえばそれまでですが、私もその話を聞いた学生時代から、いわゆるオバチャンファッションには抵抗がありました。
だって、ファッションはその人の感性の第一印象じゃないですか。
年金生活で、あまり服飾費にお金をかけられなくても、Tシャツ1枚でも色や着こなしのセンスで印象が変わります。
過度に気取る必要もありませんが、年齢を重ねたステキな女性と音楽を作りたいと思う私は、いくつになられてもファッションに興味があり、自分に似合う色やデザインを追求できる方々であっていただきたいと思うのです。
おしゃれでありたいと思えば、姿勢や体型にも気をつけられるでしょうし、感性もみずみずしくバランス感覚も保てませんか?
女性である美意識を忘れた人たち・個性を大切にしない人たちから、魅力的なコーラスが聴けるとは思えないですよね。
「先生、舞台ではドレスですよ」との声も聞こえてきそうですが、いえいえ、年に数えるほどの舞台だけ華やかであっても、日頃オバチャンぽいと、どうですか。衣装だけ浮いちゃったりしませんか。

それから髪型。
なぜ共通したヘアスタイルの熟年者が多いのでしょう。
多分、昔なじみの美容室とかでやっていただく安心感があったり、それはそれで大切なことでしょうが、
私は美容師さんでも、キャリアを積まれても新しいヘアスタイルを勉強される方でないといやかな。
髪の悩みも加齢と共に止むを得ないものですが、髪型やカラーリングで印象がずいぶん変わるような気がします。

ユルさを求められる昨今ですが、私に<オバチャン>と呼ばせない皆さんであることを願い、嫌われるのを覚悟の上でわーい(嬉しい顔)思い切って辛口に書きました。
いくつになっても魅力的な女性である努力をしていたいですねかわいい



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2010年06月25日

“やもり”に学べ♪

6・7月のNHK「みんなのうた」で、「風のブランコ」というファンタジックなかわいい曲が流れています。
歌っているのは、“やもり”
なんと、森山良子さんと矢野顕子さんのユニットです目
作詞を森山さん、作曲を矢野さんが担当され、お二人が掛け合いで歌われるデュエットですが、そのお声の自然体で軽やかなこと!
お二人ともポピュラーシンガーの大ベテランですが、息の長い女性シンガーの声からはいい刺激を受けます。
声帯がポピュラーであってもとてもやわらかく美しく振動している感じです。
お二人とも、「熟年」と呼ぶに相応しい年齢でありながら、重たくなく、しなやかに潤った声です。
少女のような熟年ヴォイス、是非参考になさってくださいね♪


posted by ひろこ at 20:16| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

熟年 AVE MARIA

少し先の話になりますが、10月29日(金)に、
アフタヌーンコンサート〜女声合唱の集い 2010〜
を電気文化会館ザ・コンサートホールにて開催します。
今回は5団体の合唱団で年齢層も30代から80代までと幅広い年代の女性たち総勢100名による合唱のジョイントコンサートです。

どの合唱団の皆さんも晴れ舞台に向けて真剣に取り組んでいらっしゃるので、きっと昨年よりもさらにパワーアップしたコンサートになるものと期待しています。アンチ・エイジング・コーラスを立証できるようなものにしたいなぁ。

そのための取り組みの1つとして、合同演奏曲の1曲にWillem Andriessen の「AVE MARIA」を選んで、現在全ての合唱団で練習をしていますが、これがなかなかの苦戦で・・・

G Dur のはじめの3和音からして、「なんでハモらんの〜〜〜」・・・(−−;)
「はーい、パート1人ずつやってみて!」・・・(−−;)
「私の声と、音程を合わせてくださいね〜・・・」・・・(−−;)
「揺れない揺れない!ビブラートはとりましょうね〜」・・・(−−;)

譜面ではとてもシンプルなのですが、シンプルだからこそ声の状態がモロに表に出るわけで・・・すっぴんと同じことなわけですね。

いやいや、しかし私は負けない。
ゼッタイに「AVE MARIA」は成功させてみせますぞ!!

さらば、ハエ捕り紙ベっとりオバチャン地声!
さらば、音程下向きロングトーン!
さらば、勝手につくビブビブビブラート!

・・・とりあえず、これらを克服できたら、私の中で今回のコンサートは大成功です。

熟年の皆さんの声をもみほぐし、針灸を施すが如く、
優しい鬼指揮者の施術の日々はこれから夏に向かって続きそうです。
痛くないよ〜! へっへっへ・・・(⌒▽⌒;)♪


posted by ひろこ at 00:18| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

ハモる声・脱名古屋地声

一昨日のリリアスの練習ではパート一人ずつのアンサンブルテストを行いました。
発足から12年。平均年齢32歳と売り出した子育て真っ最中のおかあさん合唱団でしたが、だんだん平均年齢を謳わない合唱団になりました。^^;
しかし!12年のキャリアはムダにはなっていませんよ。
パート1人ずつのアンサンブルでも、全てのグループがピッチもくるわず、ハモる声でアンサンブルできるのです。ここまでできるお母さんの合唱団も、そんなにないと思います。メンバーの皆さんの努力の賜物ですね♪

しかし、この先気をつけていかないといけない課題も見えてきました。
先日の坂本先生のレッスンで、「名古屋の人は地声が強い」というご指摘がありましたが、外部の方に言われてわかることで私も今まで気がつきませんでした。
確かに、名古屋の人たちの喋り声は地声が強いです。リリアスの中には関東甲信越・関西と、名古屋以外の出身者も何人かいらっしゃるのですが、地元出身者の方が断然地声が強い。語尾を押す名古屋弁のイントネーションがそうさせているのかも知れませんね。

地声が強く頭声とうまく混じらないと硬い音になって、10年後の「オバチャンコーラス」の音色が想像できてしまう私です。^^;
曲がり角のわたしたち。10年後も「女声合唱団」の音色であるために、話し声・話し方に気をつけていく必要があるなと思いました。



posted by ひろこ at 13:19| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

美声の習慣

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おはようございます!
雨上がりのいいお天気ですね晴れ今日も1日働きますよ〜〜♪

昨日さざんかの練習の始めに、一足早く「Happy Birthday dear ひろこちゃ〜〜ん♪」と、お祝いをしていただきましたかわいい
本当の誕生日はあと2週間先なのですが、月の練習初めにその月のお誕生日のメンバーさんのお祝いをまとめてする慣例で、5月生まれの私も一緒に。
「ひろこちゃ〜〜〜ん」と大勢の素敵なお姉さまに歌ってもらって、母の日でも貰えなかった黄色いカーネーションをいただいて、I’m so Happy!!
ありがとうございました〜〜黒ハート

私の目標は、90歳になってもきれいな声で歌っていられることです。・・・となると、ちょうど後半に折り返したところですね^^;。
先日の坂本先生のレッスンで、歌う声(裏声)で話す、ということをとてもユーモアたっぷりにお話されていましたが、まさに!
スマイルで87歳で歌っていらっしゃる大溝さんは、いまだにソプラノの美声を保っていらっしゃって、話し声も上品で柔らかな裏声です。
「もうあちこちボロボロでねぇ。どうしようもないんですよ。オホホホホ・・・」と、謙虚でかわいらしいお方なのですが、雨ニモマケズ風ニモマケズ、毎週センスのよいファッションでタクシーに乗ってお稽古にいらっしゃいます。
たびたび休憩時間のおやつに、メンバーさんのために美味しいクッキーやケーキ、シュークリームなどの洋菓子を手作りしてきてくださいます。すごいパワーですよね。そしてまたこのお菓子が絶品なのです。
私のおばあちゃんが生きてたら今100歳ぐらいなのですが、田舎のおばあちゃんで、手作りスウィーツはあんころもちとかおはぎでした。その世代からしてみると、大溝さんはとてもハイカラさんなのでしょうね。

どうしたらキレイな声を保っていられるのか、以前に大溝さんにお聞きしたら、1日に何度も紅茶でうがいをされるということでした。
90歳近くまで美声を保っていらっしゃる方にはちゃんとそれなりの習慣があるのですね。ご自分の歌声を宝物としてきちんと喉を養生しておられるのです。スバラシイぴかぴか(新しい)

私が声をキープするために25年くらい続けている習慣は、大学時代の恩師から伝授したものですが、朝、起きた時にピアニッシモでハミングをできるだけ長くのばすことです。
合唱指導で声を乱暴に使ってしまった翌日などはうまく声帯が合わなくてこれができなかったりします。
そんな時はあんぽんたん!と反省して、できるだけサイレントで過ごすようにしています。

植物でも動物でも、長く元気に保つ、ほどよい習慣は大事ですよね。



posted by ひろこ at 09:17| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

音程磨きは声の骨磨き

おはようございます!

昨日はさざんかの練習日でした。
先週、ア・カペラのピッチが悪いので、音取り音源を聴くだけでなく毎日一緒に正しい音程で歌ってきてください。・・・と宿題を出したところ、1週間でピッチが激変!
先週までは最後必ず半音下がっていた「椰子の実」が、きれいなA Durのまま終われました。凄い進歩!!
やはり、的確な練習がすべてですね。でもまさか1週間でここまで変わるとは・・・お正月休みを返上して音源を作ってくださった石川先生には大感謝です。
ピッチが良くなると本当に練習のしがいがあります。

年齢を重ねると、特に女性はピッチが骨粗しょう症になりやすいみたいですね。また合唱や声楽をやっていた方も若い頃ア・カペラの洗礼を受けていない方が多く、大多数はロマンティックなヴィブラート唱法の影響を受けています。
音程の芯が見えなくなってしまって、それがハーモニーがカシッと決まらない原因だったりします。
いくらヴォリュームがあっても骨がスカスカでは、健康な状態の声とは言えないですよね。
だから冷静に、自分の声の骨=ピッチ が、健康な状態に保てるような練習をしていく必要があります。
まるでカルシウムを補いながら、まっすぐな骨に矯正していくかのような・・・ね♪
健康な骨のまわりに響きというしなやかな筋肉がついたら年齢不詳の美しい声になるんじゃないかなぁ。
そうやってケアしていったら、中高年でも若者に負けないアンサンブルを披露できると思います。

今の若い方たちは成長期の一番聴覚の優れた時にアンコンのような素晴らしい環境でア・カペラで音感を磨けて幸せですよね。
でも、大人になってからでも音感を磨くのは遅くない!
自分の中の慣れやあきらめが一番の敵です。
中高年の皆さん、
健康な若々しい声を維持するため、声のであるピッチをコツコツ磨きましょう!!



posted by ひろこ at 07:38| 岐阜 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

いつまでも笑顔で歌いましょ♪

おはようございます!
寒い朝ですね〜。北の方では吹雪になっているみたいですものね。
今朝、車のフロントガラスに黄砂と思われる汚れが・・・視界もどんよりしています。低音と黄砂で、喉には要注意のコンディションです。出かける時にはマスク必着かな。


昨日は女声合唱団「マーレ」の練習でした。
中日・朝日の両方の新聞に団員募集の記事を載せていただいたということで、今月に入ってから毎週見学者の方がいらっしゃいます。もともと10名強のアンサンブルでしたので、入られるのにはちょっと勇気のいることかと思いましたがすでに新しく何名かの方に加わっていただけて、華やいだ雰囲気になってきました。これから楽しみですね。
中には以前合唱をやっていたけれども、ご家族の介護で数年間歌えずにいたため気持ちもだんだんふさがってしまって・・・という方もいらっしゃいました。
介護というのは、当事者でないとわからない苦労や悩みがあると思います。介護している方が精神的に辛くなってしまうこともあるでしょうね。
そんな方ほど、コーラスで声を出し心のバランスを整えて、元気な笑顔になっていただきたいです。是非、一緒に歌いましょう♪


その「マーレ」で、↓で話題にした「椰子の実」のメロディーをユニゾンで歌ってもらいました。初めはF Dur、次に「ノスタルジア」と同じA Dur、最後にうんと下げてD Dur で。
実験の結果、メロディーだけなら全パートどのキーも合格でした。
アルトの70代後半の方も、高音までとても良いピッチで歌われます。お聞きすれば、コーラスを始めたのは60歳過ぎてからで、太極拳を20年以上やっていらっしゃるとのことです。
長く、美しく歌えるって、本当にすばらしいことですよ!
他の合唱団にも、清らかなお声の87歳のメンバーさんは現役で市民の第九のソプラノパートを歌われていたりがく〜(落胆した顔)、凄い女性が私が関わる中だけでもいらっしゃって・・・。いつか、こういう方々の歌っていらっしゃる映像とお声を動画でここに載せてみたいと思っているんですけどね。

お若い方々からしてみると、自分とは別世界の話のようでしょうが、いろんな年代の方々とコーラスを共にしてわかることなのですが、技術も音楽もつながっているんですよ。
だから声や歌い方のことでも、こうしていったらいい、という道がよく見えてくるんです。
以前は、こういう見方ができなかったんですけどね。
こんなふうに、多年齢層が共有できる合唱っていう世界は本当にすばらしいものですね。



posted by ひろこ at 09:15| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

音程

昨日は大人の女声合唱団で、信長貴富「ノスタルジア」の「椰子の実」と「箱根八里」を練習しました。
「箱根八里」のようにテンポが早めでリズムがはっきりしている元気の良い曲は問題ないのですが、「椰子の実」のような、ゆったりとした静かな曲になると音程がぶらさがってしまいます。
ゆったりとした静かな曲を、美しく歌うのって難しい・・・というのは年齢関係なく感じます。マルカートのものの方がリズムもピッチも揃いやすい。
でも大人の合唱団なら、こういった静かでゆったりとした曲もしっとりと情感豊かに聴かせられるようになりたいですよね。

「椰子の実」で音程がぶら下がってしまう1つの原因として、メゾやアルトがメロディーを担う際の2点D・Eあたりが上がりきらないことがあげられます。
これがリズミカルな曲だと、腹筋の「瞬発力」を使って問題なくクリアできるのですが、レガートのものになると「持続力」が必要になります。中の筋肉のじわじわとした高まりというのでしょうか。

加齢とともに衰えていくところであるとも十分考えられますが、トレーニング不足の若い世代にもこういう曲でピッチが下がるというケースはよくあります。発声ではアルトでも2点G以上出せているので年齢だけのせいにしてはいけませんね!

手足の運動と同じように、ウォームアップの声のストレッチで徐々に声を出すために必要な筋肉を柔らかく温め、高音まで楽に引っ張れる状態にして、「瞬発力」と「持続力」の両方を高めるような意識をもって練習していけるといいですね。
目指せ、音程の良い大人の合唱団!ですよ!


話は変わりますが、昨夜のハモネプ、ご覧になりましたか?
ベースって難しいな、と改めて思いましたよね。いい音程で歌われるグループはあまりなかったです。INSPiとRAG FAIR がゲストで歌った時にやっと安心できました。
ベースは大事ですね。


posted by ひろこ at 08:37| 岐阜 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

年齢不詳のイイ声で♪

今年、愛知の連盟に、自分の指導する女声合唱団が新たに2団体加盟しました。
稲沢さざんか合唱団と、金山の音楽プラザで毎週水曜日の午後練習をしている女声合唱団「マーレ」(旧団名「藍」)。
さざんかはもうじき発足35年、マーレは発足20年というキャリアのある合唱団です。どちらも昨年より指導に行かせていただいております。

両団とも、構成年齢は40代〜70代。長年コーラスを続けてこられた皆さんは、とても明るくお元気な方ばかりで、毎週私の方が元気をいただいています。
40代〜70代と聞くと、お若い方々からするとオバチャンにみられることでしょうが、精神的にも身体的にも良く鍛えられている衰えにくい世代だと思いますよ。

オリンピックでなかなか金メダルがとれませんが、1970年から、日本の子どもの全体的な運動能力が下降線の一途をたどっている、ということも影響しているのでしょうね。小学校低学年から塾通いなんて、パンツ真っ黒になるまで友達と公園や野原を駆け回っていた自分の子ども時代には考えられませんでしたから。。。
もっと子どもが自由に安心して外で遊べるような世の中になったらいいのにね。

最近、「年齢不詳のいい声を目標に!」とあちこちのおかあさん合唱団で言っています。
発声のメカニズム・・・声帯と息の流れの関係など・・・の話をして、声を立ち上げる「起声」の時の身体の緩めや、声帯のイメージ作りをして、いい状態で声が立ち上がると、もう全く違う合唱団の声になるんですよね。目を閉じて聴いていたら平均年齢30歳みたいに・・・わーい(嬉しい顔)
是非その声を曲につなげていただきたいものですね。
発声練習ではできても、曲になると、どうも長年のクセが出てしまう、というのは年齢関係なく起きるようです。
曲というのは母音に子音に音程に曲想に・・・と、やることだらけですから、結局我流の歌い方になってしまいやすいんですね。メンバー一人ひとりが、どこまで自分の声と向き合って歌えるか、ということが大切になってきます。
是非皆さんには、自分の声大好き人間になってもらえるように、自分の声の美しさを出せる方法をつかんでいただきたいです。

年齢不詳のいい声・・・そういえば、先日アンコンで最優秀だった愛知高校の女声アンサンブルの皆さんの声はそんな感じだったな〜。目を閉じて聴いていたら、大人の人たちが歌っているかのような豊かな声の奥行き、マスケラの当たり、しなやかさがありました。声とカラダが一体化している感じでした。

何歳であっても、年齢不詳のいい声を目指したいですね!


posted by ひろこ at 07:36| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

中高年女声ガンバレ

このところ、ちょうど新しい曲に入る団体が多く、譜読みの前に一人ひとりの声を聴かせていただいて、パートをリセットする作業をあちこちでやっています。
今日は午後からの女声合唱団で練習の初めにそれをやりました。

同じように指導していても、若い人たちと、中高年の方々とでは、反応が違います。
若者はいい状態をキープするのが上手です。声も肌と同じようにキレイ!
中高年になると、イロイロ難しさがありますね〜。
皆さん、とても真剣に取り組まれていて、私も何とか力になりたいのですが、長年のクセはカンタンに治せないというのかな。レッスンしてその場では良くなっても、また元のクセを再発してしまう・・・私の魔法のかけ方がまだまだ未熟でもあるんでしょうがね。

今日お一人ずつの声を聴いていて思ったことは、「自然に逆らわない方が有効かも」ということです。
要するに・・・小学生で合唱を始めて間もない人たちは、ボクシングで言えば第1ラウンド。体力も気力も万全で、導かれたように反応できる反射神経も優れています。
それに対して70代80代と、年齢を重ねた方々は最終ラウンドにほど近く・・・(と言ったらゼッタイ怒られそうだケド・・・(^^;))体力・気力とも、長年の人生で使い果たした部分も大いにあることでしょう。
それでも、毎週シャンとして練習にいらっしゃる。自分に負けじといらっしゃる。その精神力は、第1ラウンドにいる子どもたちとは全く比べ物にならない強いものです。

疲れ知らずのシワのないまっすぐな声の美しさは、第1〜3ラウンドの人たちの特権。
最終ラウンド近くのリングにいらっしゃる方は、年輪の中に潜む精神力の強さや奥深さ、そして合わせ持つしなやかさが魅力。
それぞれの年齢に、一番魅力を発揮できるポイントが必ずあると思うのです。
それを歌の中に込めていくことが一番音楽が有効に働く姿なのかな、と。
「千の風になって」で大ヒットされた声楽家の歌よりも、曲をかかれた新井満さんの歌に多くの方が涙するように、
「いい声・きちんとした音」だけが音楽の感動の全てではないだろう・・・。
人生70年生きていたら、誰一人同じ人生を歩んでいないわけですから、音を1つに揃えようとするのもなかなか困難。
美しく1つの音にまとめるよりもむしろ個人個人を思いっきり出してもらう、という方向で攻めてみたくもなっています。

目指すはなんたって「感動する合唱」なんだもん。
いろんな可能性を合唱の音の中に生かすチャレンジを今年も楽しんでいきたいな♪

posted by ひろこ at 19:59| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

加齢を魅力に!

何歳の人でも、1年経てば1つ歳をとります。
1歳の子は2歳に、10歳の子は11歳に、15歳の人は16歳に、29歳の人は30歳に、49歳の人は50歳に、69歳の人は70歳になります。
こればっかりはどうしようもない。時は止まらない。

私のように小学生から86歳までの幅広い年代の方々と長年お付き合いさせていただいていると、いろんなことに気付かされることがあります。

例えば、声。
小学校の時にこんな声だった子が高校に入るころにはこんな声になっている・・・というように、個々の声の経過や成長を見守ることができます。
その技術的・音楽的な成長と同時に、例えば小学生のキラキラとした若葉のようなさわやかさは成長とともに変わっていきます。小学生には小学生にしか出せない声の響きがあります。それは決して大人が真似できるものじゃない。逆に子どもに大人の深い響きを出させようとしても無理です。
20代と40代でも違います。40代と60代ではもっと違います。
この声の変化を年代別に大ざっぱに見ると、若い世代ほど高音に強く、年齢を増すごとに低音が深くまろやかな響きを伴うという傾向が女声の場合はあるような気がします。ホルモンバランスなどもかなり声の変化に影響しているような感じです。

極端に言うと、今日と明日でも私たちの楽器である声は変化しているということになります。

その変化を「老化」ではなく「進化」にして!・・・と長くおつきあいさせていただく皆さんには強くお願いしたい。勿論、自分にも。

例えば・・・76歳でミュージカルの大舞台に挑まれている草笛光子さんのような女性は、40代の私から見ても、ものすごく憧れます。
その魅力は、長年のキャリアと、旺盛なチャレンジ精神に加え冷静に自己を分析しながら活動されている姿勢にあると思いました。

合唱をやっていて加齢とともに一番辛いのは、周りの音が聴けなくなってしまうことです。大勢で美しい音を作ろうというのに、音がわからなくては無理です。

聴覚だけでなく、リズム感などの感覚がずれてくる、ということは加齢とともに免れようのないことのようにも思いますが、それをなるべく食い止める努力を私たちはしないといけませんね。

最近指導に行き始めた合唱団に70代の女性がお二人おられますが、とても70代とは思えないほど声もピッチも反応よく感心します。
聞くところによるとお二人とも太極拳を20年続けていらっしゃるということで、とても姿勢が良くて、また毎週本当にセンスの良いファッションで練習に来られます。それは、私がその合唱団に行くのが楽しみなくらい、とってもおしゃれで素敵なんです。流行に敏感で自分流にファッションに取り入れられる70代って、凄く魅力的ですよね。
だから、お二人とも合唱の練習の反応もいいんだ、と思います。

歳をとれば、身体の調子だって若い頃のようなわけにはいかないし、大きな病気の後や家族の介護で疲労困憊、なんて現実を抱えることがほとんどです。
それでもね・・・っていうか、それだからこそ、許される時間はう〜〜んと感性ビ〜〜〜ンと張って、素敵でいてほしいです。どんな楽器でも放りっぱなしではいずれ錆び付いてしまいます。メンテナンスをして磨き続けてこそ価値あるものになります。年代ものとしてプレミアがつくように、楽器である自分を無理なく磨いていけたらいいなぁ。

魅力的な人たちの集まりなら、周りからも関心を持たれるでしょうし、自然に仲間も増えると思います。
舞台で歌いたいなら、自分の仲間にはそうあってほしいです。イイ楽器の持ち主として存在し続けたいですね。


posted by ひろこ at 01:19| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 声のアンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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