2009年03月22日

修了式

昨日は豊田市少年少女合唱団の20年度修了式がありました。
学校でいえば卒業式と終了式が一緒になったような、合唱団の1年の締めくくりの日です。
5時からのセレモニーでは、団長の天野先生、運営委員長の長谷川先生よりお言葉をいただき、卒団証書授与、在団生送ることば、卒団生一人ひとりから挨拶、指導者贈ることば、そして1年間の皆勤賞・精勤賞・努力賞の表彰という式次第で行われました。
小学2・3年生から10年以上在籍し、今ではソロを立派に歌えるように成長したリクルートスーツ姿の卒団生たち。合唱団の存在は彼女たちの駆け抜けた輝ける10代を大きく支えるものになったようです。
今日は卒団生・在団生とも、涙・涙の連続でした。
学校の友達とも、家族とも違う、合唱をやってきた仲間同士の絆や愛を強くみんなが感じたからこその美しい涙なんだと思います。
合唱活動のチカラって、すばらしいなあ。

セレモニーの後は、修了パーティーの部屋・・・といってもいつもの稽古場ですが・・・に移動して、150人ほどの大人数での楽しいパーティーがありました。これも毎年恒例。
今年は前日が定演だったため、出し物の準備ができなくて・・・と聞いていましたが、いやいや、頼もしい高校生のニューリーダーたちの仕切りで、歌にゲームに・・・楽しく盛り上がりました。
最後に「手紙」と「OYE」を全員で歌いましたが、「OYE」では役員さんたちもノリノリで、パーカッションフルに入れて歌って踊って・・・昨日の本番よりうんと熱〜〜〜い「OYE」でしたね〜〜(^0^;)
演奏会で歌うのもいいけど、あの手の曲はこういうお楽しみ会やパーティーの余興で歌うと本当に楽しい!
豊田の合唱団にはピッタリコンの貴重なレパートリーだと改めて思いました。
セレモニー&パーティーの準備をしてくださった保護者会役員&事務局の皆様、出し物で奮闘してくれたニューリーダーたち、本当にありがとうございました!

卒団生のみんな、
めっちゃ淋しいけれど、みんなのようなハイレベルな歌い手を合唱団で育てられて、ワニティーズ一同、誇りに思っています。
「荒れた青春の海は厳しいけれど 明日の岸辺へと 夢の船よ進め!Let’s Goexclamation
で、これからも明るく楽しく進化していってくださいね。
そして、歌い続けて!!!


ところで、昨日の演奏会について、お世話になった弥富先生、志乃舞先生、保護者のバンビさんがブログに書いてくださっています。
弥富先生は演奏会までの苦労なども先生の視点で書かれています。
志乃舞先生、バンビさんはゲネの写真も載せてくださっています。
(バンビさんのお写真はアンコールの春祭りのイイトコです。)

弥富又八先生のブログ
http://blog.livedoor.jp/mthc/
志乃舞優先生のブログ
http://blog.livedoor.jp/shinobuyuu/archives/764632.html

バンビさんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/7955c3627af6b200f9cf4e7cc5cba628

みなさん、ありがとうございました!

2009年03月21日

無事終了♪

定演、無事終わりました〜。
ご来場いただいた皆さん、合唱団メンバー・内&外部の先生方・スタッフ・団友・保護者会・事務局関係者の皆さん、お疲れ様でした。
以前は演奏会の前はいろいろ考えて眠れなくて・・・ということが多かったのですが、
今回は2日前のホール入りした日から、家に帰るとバタンキュー状態でしたので、お陰で前日もぐっすり眠れました。

昨日は朝9時に会館入りして、音チェック・打ち合わせ・ゲネ・本番・打ち上げ。夜9時に退館するまで休憩時間もほとんど動きっぱなしで、せっかくカメラもビデオも持っていったのに、撮る間も誰かに頼んでいる間もなかった・・・。あの映像がブログに載せられなくて本当に残念です〜。。。
近いうちに合唱団のホムペにUPされるでしょうから、それを待ちましょう。

とりあえず、ミュージカル出演者に関して・・・

女子高生グループ
「春の遠足」では、若さはじけるダンスと演技で、ホールにパッと花が咲いたようでした。本当にステキで可愛い女子高生ばかりでした。
特にアカサタナの主役チームは、セリフが本当に上手に言えるようになりましたね。シーンが多くて大変でしたが、いっぱい練習した成果はみんなの一生の財産になると思います。

キツネグループ
すばらしいチームワークでした。
「ワイ♪」は、本番がこれまでにないキレ味で、お客さんにも大うけでしたね。ダンスもグ〜!キツネ長の演技力、魅せられました。
うわばみのシーンも、直前の志乃舞先生のご指導のお陰で、バッチリ決まってよかったね!

村人グループ
ここもチームワークバッチリ!本番が今までで一番冴えていました。娘と村長のキャラの違い、セリフや演技のタイミング、声のトーンもとてもよかったです。
笑いもあり、ほのぼのとしていい雰囲気が出せていました。

ホタルグループ
姫の愛ちゃんがホタル達を上手にまとめてくれたお陰で、パワフルなジュニアが生き生きと演技することができました。
ホタルたちの「ホッ」の声がとても魅力的、とマリンバの和泉さんがおっしゃっていました。
愛ちゃんも、丹羽さん(大天狗役)と共演できて、よかったですね。
プロの表現者と同じ舞台に立つことで、ずいぶん成長したなと、演技を通して思いました。すてきでした。

森の精霊たち
指揮者・伴奏者がオケピで、コーラスとの距離が10メートル以上あり、なおかつ高低差もある舞台で、リズムをそろえるのが大変でしたが、リハを重ねるごとに、お互いに舞台の音環境に慣れていけました。
演技シーンが多く、待っている時間も気を抜けなかったね。
90分間舞台に出っぱなしというのはとても集中力のいることですが、調子を悪くする人もいなくて、みんな立派につとめられました。
葉っぱの動きに感動した人もいらしたようですよ。

このミュージカルを、合唱をきちんと聴かせるように、コンサートホールや反響板を使った舞台でやるように演出を簡略化してやることも十分可能だと思います。
せっかくのすばらしい題材を弥富先生に提供していただいたので、また脚色をし直して再演する機会が持てるといいなと思います。
合唱団のミュージカルとして、試行錯誤しながら、また他団の演奏会も参考にしながら、今後よりよいものにしていきたいです。

昨夜の入場者数は1332名と事務局の方からお聞きしました。
大勢の方に聴きに来て頂けて、たくさんの温かい拍手を子どもたちに頂くことができて、本当によかったです。
花粉と黄砂が飛び、疲れやプレッシャーもあったのか喉のコンディションが悪くなってしまったキャストもいましたが、若いパワーとメンバーのフォローもあって本番を乗り越えることができました。
この時期は体調をベストコンディションに持っていくのは難しいですよね。私も花粉と黄砂で毎年声がおかしくなります。ピアニストの潤子先生は咳止め対策に大変そうでした。
次回からは12月に戻りますので、花粉関係の心配は少なくなります。
声は自分自身が楽器なので、身体の管理は本当に大切ですね。

聴きにきてくれた友人たちからお褒めのメールをいただいたり、家族の感想を聞いたり。
中学で合唱に親しんだ長女は一部のコーラスアラカルトがすごくよかったと言っていました。
小学生の次女はミュージカルのキャラクターの真似をして(特にキツネの「ワイ♪」)印象に残ったようでした。
全ての年齢層の方々・様々な客層を満足させるというのはなかなか難しいことですが、合唱団の一番の売りである合唱サウンド、声、プラス今回のミュージカルで身に着けた言葉の表現を、今後の合唱演奏に生かしていきたいですね。
生きた言葉を伝えるテクニックをつけていきたい、と私は今強く思っています。


演奏会翌日ですが、今日はこれから合唱団の修了式があります。
10年以上合唱団に在籍した卒団生を送らなければなりません。
今後も、ユースとしてコンクールや演奏会には力を貸してくれるということですが、後輩たちの目標であった大きな柱を見送るのは本当に淋しいことです。

この一年間を振りかってみれば、さまざまな出演行事やアンコン・コンクール、ダービーシャー・ユースとのジョイント、クリスマスコンサート、そして90分のミュージカルを含めた2時間半の定演・・・
これだけの行事をよくこなしましたね〜。
メンバーにも指導者たちにも大拍手の一年でした。
今日の修了式では、みんなでその労をねぎらいたいと思います。

2009年03月19日

心配解消!

IMG_2715.JPG

今日の場当たりの1コマです。もちろん本番の衣装ではありませんよ。
ホタルたちとホタル姫のシーンです。
このホタル姫が、クライマックスの場面で大天狗と「再会」するシーンは、魅せ場ですよ〜。。。


ホール入り1日目の昨日の段階では、心配がいろいろありましたが、
今日になって音響、照明さんとの「見せたいところ」「聴かせたい音」のピントが合ってきて、今日最後の通しでは、かなりかなりいい感じになってきました。
連日朝一番に入って仕込みや手直しを熱心にしてくださった賜物だと思います。
ドラえもん、来てくれたみたい(*^0^*)♪
キャストもコーラスも本番に向けて、いいテンションの上がり方をしています。
明日の演奏会、本当に楽しみです。
30回の記念にふさわしい晴れやかな記念演奏会になりそう♪
み〜〜んなのお陰です。み〜〜んなの力の結晶です。
どうか皆さん、お見逃しなく!ですよ!

さて、私はこれからゆっくりお風呂に入って、弥富さんとのトークの原稿を考えて、寝ることにします。

感謝感謝で、おやすみなさい♪♪

本番は一度きり。

おはようございます!
演奏会まであと1日。昨夜はホールでのリハーサルがありました。
新しい演目を新しいメンバー、新しいスタッフでやるというのは本当に大変なことですね。
オペラやミュージカルの公演期間が何日もあるのがよくわかります。
そのために作った衣装、道具、演奏、演技、スタッフ・・・
一度きりではもったいないし、初回で100点満点を出すのは難しいです。
何公演かやっていく中で、お客さんの反応もつかめて、よりよいものに変えていけますからね。
本番2日前のホール入りといっても、学校が終わってからのリハーサルしかできませんので、限られた時間の中で効率よく段取っていかないといけません。
反響板がないというのは、音の束で音楽が成り立つ合唱団にとっては本当に大変なことです。
ビジュアル面とサウンド面、両方満たせるような、合唱ミュージカル専用劇場がほしい・・・
ドラえもん、来てくれないかなぁ。。。

2009年03月18日

今日からホール入り

おはようございます!
演奏会2日前、今日からホールの仕込み、場当たりといった準備を行います。
劇団の場合は「小屋入り」と言うのでしょうが、合唱団の場合は「ホール入り」という言い方の方があってる感じですね。
朝9時から大道具などの搬入があり、照明・音響さんとともに舞台の仕込みが始まります。
午後からはピアノの調律、舞台が整ったところでキャストのみ、場当たり・・・シーン毎の演技をする立ち位置を照明と合わせたり、いろいろ都合に合うような設定・・・をしていきます。
そして6時からの夜の稽古ではメンバー全員で、全体の場当たりをしていきます。
ほとんど通すことなく要所要所の確認で今日の練習は終わるかと思いますが、これをやらないと明日の通しリハーサルはうまくいきません。とても大切な準備の1日です。
ミュージカルのような舞台のホールリハーサルは、合唱団の練習よりも、照明・音響さんをはじめとした裏方さんたちとの合わせが中心です。だからホールに入る前に合唱団はきちんとできていないといけないんですね。

さあ、がんばっていきましょう♪

2009年03月16日

男声4人と女声51人で混声合唱?!

豊田の定演、いよいよ今週末です。
この土日は稽古場での最後の練習がありました。
全ステージ通しリハをした結果、演奏会の時間は休憩も含めて2時間40分くらいになるようです。
3月20日(金) 17:00開演ですので、終演予定は19:40という感じです。
お出かけくださる方、そのつもりでよろしくお願いいたします。

第1部では中学生以上でケルティック・ウーマンの「You Raise Me Up」を、混声3部のアレンジで演奏します。
豊田の少年少女合唱団では、基本的には女声合唱で、変声期を過ぎた男子団員はファルセットでアルトを歌っています。
中学生以上で女子51名、変声期を過ぎた男子が4名ですので、きちんとした混声合唱をやるのは無理ですが、「You Raise Me Up」はアレンジ曲で、男声パートがヴォカリーズのようになっているところが多いので、男声というよりは、チェロとか、低音楽器のような役割で今回は歌ってもらえそうで、プログラムに入れました。
ヘ音記号のついた楽譜をもらったとたん、大喜びの男子団員たちでした。いつも、ファルセットでストイックに合唱してくれてますからね〜。
やり始める前はバランスが不安でしたが、柔らか味のある低音楽器のようなヴォカリーズで歌ってくれるので、なかなかいい感じ。女声合唱にプラスα、みたいなサウンドになっています。

他にもボーイズばかりのアカペラ混声アンサンブルも初披露します。
男子団員が少ない現状ですが、ピアノやエレクトーン、また吹奏楽部で楽器に親しんでいるメンバーもいたり、合唱に熱心な男子メンバーが多く、音楽に対して前向き。
変声期前後の不安定な時期にファルセットで合唱団のレパートリーを歌いきるというのは、かなり技術のいることだと思うので・・・
大人になってからの声も本当に楽しみです。

今回の演奏会、少人数ながらがんばってる男子団員にもどうかご注目くださいね♪

2009年03月09日

強化練習終わりました♪

2日間の強化練習終わりました。
豊田のメンバー・指導者・役員・事務局のみなさん、お忙しい中お越し頂いた弥富先生、志乃舞先生、舞台スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
お陰さまで随分「見せられる」ものになってきました。
これが「魅せられる」ものになっていくといいですね♪
出演者の気持ちの持ち方で舞台の雰囲気というのは大きく変わるものです。特に若い世代の人たち同志が心を通わせ精一杯演じ、歌う姿は感動的で美しい!うらやましいことですね。

表に出る人、裏で支える人、この合唱団・ミュージカルに関わる全ての人たちの要素が演奏のあちらこちらに生かされていることを痛感します。
とても誰か一人の力でできることではなく、力量のある人たちが1つの方向にパワーを注いでくださるお陰で成り立っている舞台だと思います。
そのことに深く感謝しながら指揮をしたいです。

毎年合宿明けには右の肩から首にかけての僧帽筋がモッコリンのワタシ。
またギョエ〜の整体屋さんに行ってこよっかな〜。。。

2009年03月05日

創作合唱ミュージカル「水晶と大天狗の伝説」その2

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ミュージカルの楽譜と台本を順に貼り合わせて本番用楽譜を製本しました。
小〜中規模のオペラのスコア並みの分厚さ!
台本・作曲の弥富又八さん、合唱編曲の葛谷賢人さん、
お二人のパワーの賜物です。
本当に素晴らしい作品になりました。
こんな大仕事を演奏者の気に入るようにスピーディーにこなしていただいて・・・
ただただ感謝あるのみです。
愛知には、素晴らしいクリエイターがいらっしゃいますね。
いいものを、どんどん地元から発信していただきたい&いきたいですね。

「水晶と大天狗の伝説」は、豊田に昔から伝わる民話を題材に台本を書いていただきました。
・・・といっても、何かのお話をそのまま脚色したものではありません。


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国際児童年だった1980年に発行された「とよたのむかしばなし」という本です。
この中には27話の豊田市内の各地域に伝わる昔話があります。そのうちの「わいわいぎつねのいたずら(宮町)」「うわばみ退治(乙部町・広幡町)」「おこんボタル(永覚町)」「てんぐの巣(高岳新町)」の4話に出てくるキャラクターに弥富氏は注目されました。
そして、キツネ・うわばみ・村人・ホタル・天狗・・・といったものたちをキャストに仕立てて、民話のポイントをうっすらとベースに携えながら弥富氏がオリジナルに台本を書かれました。


ミュージカルのメインテーマは、最終曲「鼓動のリレー」の歌詞に全て含まれています。


そして 時は過ぎて 故郷の景色も変わる
忘れ去られる日々 忘れられる命
そっと胸に手をあて 思い出したように
気づいたことが あるんだ

私たちは この鼓動を リレーしてきた
百年前 千年前から ずっと・・・

森の木々にじゃれて 遊ぶキツネたちや
かなしい瞳をして 待っていたあの人
汗をかき働く 村の人々の
笑顔 よろこび 涙

すべてのものが 鼓動を 抱え 生きてきた
百年前 千年前から ずっと・・・

私たちは この鼓動を リレーしている
百年後も 千年後も ずっと
変わらぬように 命をつなげて
ドキドキと ドキドキと・・・


命・自然・愛・つながり・・・
これらの大きなテーマを、130人の未来を担う子どもたちの明るい歌声、フレッシュな演技、若々しい舞で、お伝えしたいと思います。
本当にいい曲・いいセリフがあふれるミュージカルです。
一期一会の舞台。是非、多くの方にご来聴いただきたいと思います。


2009年03月04日

創作合唱ミュージカル「水晶と大天狗の伝説」その1

豊田チラシ.jpg

豊田市少年少女合唱団第30回記念定期演奏会の大目玉、創作合唱ミュージカル「水晶と大天狗の伝説」。
本番まであと2週間ほどになりました。


豊田は前指揮者の竹内宜秀先生の頃、1995年から豊田市民文化会館大ホールでの合唱ミュージカルを定演のメインに活動していました。
杉並児童合唱団が制作された児童合唱のためのミュージカルなどを中心に毎年上演していましたが、1998年豊田市中心部にクラシック専用のすばらしいホールができ、そちらでの演奏会開催を望む声が多く聞かれるようになりました。一方、子どもたちの間では、華やかで楽しいミュージカルがやりたくて入団したメンバーも多く、なかなか踏み切れないまま
2000年に指揮者が自分にバトンタッチされました。
反響板を取り除いた舞台で映える合唱曲は、誰もが知っているようなポピュラーなものや、簡単な作品でしたので、合唱団が成長していくうえで、これでいいのかな?という疑問が自分や他の指導者の中にはありました。

転機が訪れたのは2003年。
市民文化会館が改装工事のため使えなくなり、コンサートホールでの演奏会しかできない状況になりました。
当時私は愛知県合唱連盟が主催する合唱指揮者講習会で大谷研二先生の講習を受けており、先生から多大な影響を受け、国内外のいろいろなレパートリーを子どもたちにやってもらいたいという思いが沸々とありました。
そしてその年、大谷先生に客演にお越しいただきコスティアイネンの「AVE MARIA」、ラターの「Dancing Day」といった、それまで取り組んだことがないような外国の合唱作品に挑みました。
演奏会は大成功。合唱団の別の可能性を見出せるきっかけともなりました。

それ以降、ミュージカル主体の年とコンサートホールでの演奏会の年を1年おきにしていますが、ミュージカルも、だんだん合唱団員の年齢層が幅広く、人数も多くなるにつれ、合唱団にふさわしい内容の作品が限られてきました。
しかし、子どもたちが心からはじけて表現できるミュージカルのような舞台の経験は貴重です。

こうなったらオーダーしかない。
(プロジェクトX・・・?)

30回の記念ということも手伝って、また豊田の昔話を題材にするという条件の下、今回の創作合唱ミュージカルのプロジェクトが実現しました。
限られた予算内で、いかに団員のカラーを生かした舞台や音楽を制作できるか・・・
普通の合唱曲の委嘱作品とは違い、さまざまな手直しや、演出家とのやりとり等を考えると、やはり地元で気軽に相談できる距離にいる方々との制作が一番だろうと思いました。
いろいろな音楽劇・ミュージカルの舞台を観て回った時期も。。。
そんな中、出会ったのが弥富又八さんの舞台でした。
「君の音が聞こえる」の、作品の根底にあるあたたかな人間的なものや、挿入曲のバラエティの豊かさに、これは豊田のカラーに合ったものを作っていただけそう・・・という直感が!

そして、弥富氏とのやりとりが始まりました。
これまでの合唱団のミュージカルのDVDや写真などを見ていただいたり、いくつもある豊田の昔話の本を一通り読んでいただいたり・・・。
劇団とのお仕事が中心の弥富氏。
130人規模の子どもの合唱団のミュージカルというのは初めての試みだったようで、おそらく状況がつかめるまでにかなり時間がかかったんじゃないかと思います。
しかし、毎週熱心に遠く豊田まで足を運んでくださり、経験のない子どもたちにも手を抜かずご指導くださり、お陰でこれまでにないような芝居内容になってきました。


ある専門性を追求する活動、というのはとても大切なことで、それは個人の音楽家であっても、合唱団のような団体であっても言えることですよね。
何がその人(たち)の「売り」なのか。それでもって他人様に幸せになってもらうなんてことはそう簡単にできることじゃない。「本物」になりたいから、そうなるための努力を私たちもしているわけで・・・。

でも、大勢いる子どもたちには無限の可能性があります。
様々な経験の中から、自分にとって大切なものを人生の中に取り込んでいってほしい。
・・・なんて、カッコイイこと言って、本当は自分が一番楽しんでいるのかも知れないけどわーい(嬉しい顔)
ウィーン少年合唱団の練習場であり学校・寄宿舎であるアウガルテン宮殿を見学させていただいた時に、彼らのウィーンでの活動が宮廷礼拝堂での聖歌隊員という活動の他、オペレッタも毎年公演していることを知りました。
衣装を制作したりストックしておく専用の立派な部屋があり、いろんな配役の楽しい衣装が置かれていました。
教会音楽と劇場音楽の双方を、ウィーン少年合唱団は長い歴史の中でやってきているのですね。国立歌劇場で子役として出るばかりでなく、大人になってから歌い手として活躍される方も多いようです。

日本の、これからの世代の人たちの夢の音楽、舞台といったものが、合唱団の活動に生かされているといいなと思っています。
ポピュラー全盛の現代ですが・・・美しく豊かな歌声が反映されるような素敵な未来の音楽文化であってほしいですね。

本当はミュージカルの内容を書こうと思ったんだけど、経緯で終っちゃいました(^^;)。
次回、ミュージカルのあらすじ、見どころを書きますね。

2009年03月02日

演奏会に向けて♪

09-03-01_002.jpg

豊田の定演まであと20日を切りました。
この週末も練習&練習。でもまだまだやらないといけないことばかり。ああ、時間がほしい・・・

昨日、ユースのメンバーが演奏会の宣伝のため、ここ数年自主的に行っている豊田駅前での路上コンサートを見てきました。
今度の演奏会でも歌う「手紙」や「You Raise Me Up」、また彼女たちのお得意ナンバー「First love」「Hail holly Queen」、レミオロメンの「3月9日」など、アカペラでのアレンジも交えて、若々しく清々しいハーモニーを響かせていました。

コンサートが終わりに近づき、MCのnonちゃんが「このメンバーの中の半数は今年卒団しますが、今まで支えてくれた一緒に歌ってきた仲間や先生、事務局の方、聴きに来てくださったお客様、全ての人に感謝して歌います。」と3月9日を歌い始めると、歌いながらポロポロ泣き出すメンバーあり、聴きにきていた合唱団員ももらい泣きする姿あり、あたたかい感動に包まれたコンサートでした。

合唱団を完全に自分のものにしているっていうのが、本当にすばらしいことだと思います。小さい頃は親御さんに伴われての活動だったのでしょうが、成長とともに自主的な活動になっていったのでしょうね。
合唱団の音は自分の音の一部だから、他のメンバーにもいい音で歌ってほしい、という思いで後輩たちを引っ張ってきてくれたユースのリーダーたちです。

さあ、演奏会まであと少し。
今度の土日は朝から夜までの強化練習です。マリンバの合わせやメイクをしてもらってミュージカルの通し稽古もあります。
体調整えて、がんばりましょう!

2009年01月26日

ミュージカルの準備

3月20日(金・祝)豊田市民文化会館で行われる第30回記念定期演奏会でのメイン、創作合唱ミュージカル「水晶と大天狗の伝説」。
この土日も照明・音響・衣装・大道具・舞台監督さんといった舞台スタッフの皆さん立ち合いの下での通し稽古や振付稽古がありました。
演奏者側の子どもたちは、振付・音楽・セリフも大体決まってきて、あとはいかに見せられる、聴かせられるものにしていくか、という練習に入ります。
この1ヶ月は、サポーターの保護者の方々に、数多い衣装の中で業者に手配しないものや小道具の制作を手伝っていただかなければなりません。
2月に入ったら、稽古場と同じ建物の別室にミシンを何台も並べての作業になります。
何種もある小道具も、ピアニスト兼ミュージカルの演出助手のりえちゃんはじめ事務局スタッフの方々が演出家のイメージに合うような試作品を苦労を重ねて作っています。これも全シーン、全団員分となると相当な数になってきます。
とにかく、手がかかります。
多くの方々の協力が不可欠な合唱団のミュージカル。
なんでも楽に、スマートにやれる今の時代ですが、こういう人の手がかかる分、そのパワーを受けて大きな感動に結びつく舞台になるものと信じています。
合唱団保護者の皆様、ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。


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