2011年03月30日

この100年で

お久しぶりです。
春休みということもあり、落ち着かない1週間でした。
花粉も真っ盛り(−。−;)。今年は特に目がかゆいです。

先週末は次女の小学校の卒業式でした。
午前中1時間半体育館に座っていただけなのに、凍えました。
もっと寒い東北で、こんなところで2週間以上も過ごしたら、誰でも体調崩して当たり前だと思いました。自分なら昼間1日で風邪を引きます。体調崩したのがまだ一部の方、というのは、皆さん気を張ってみえるからなのでしょう。いろいろが整い始めた頃、ホッとされるとそれまでの無理が身体にも表れるかも知れませんね。とにかく一刻も早く、生活の場を良い状態に整えていただきたいです。

娘たち6年生は、担任の先生と最後のHRでみんなボロボロ泣いていました。
自分の小学6年生の時は、卒業式もあっけらかんとしていた記憶がありますが、今の子は身体だけでなく感情の成長もある部分、早まっているようですね。
本当に、子どもたちの成長はあっという間。
一瞬一瞬を目に焼き付けておきたいですね。


話は変わって、原発の問題が深刻な昨今ですが、ふと思い出して開いた写真集をご紹介します。

「百年前の日本 モース・コレクション」(小学館)

1870年代後期から80年代初期にかけて滞日したアメリカの考古学者エドワード・シルベスター・モースが撮影、収集されていた衝撃的な約100年前の日本の風景の写真集です。


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「洗濯」・・・井戸での共同洗濯場。洗濯ものは1枚ずつ手洗い。


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「子守り」・・・まだ6〜7歳の子ではないかと思いますが、幼い赤ちゃんをおんぶしています。


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「運搬」・・・村での物資の輸送は、牛や馬に依存した。


写真は大体1880年から1910年の間、明治後半のものです。
たった100年で、こんなに世の中変わってしまったんだよね。この頃の何倍の資源を私たちは使っているのだろう。。。
1900年頃までは人力や牛・馬の力で何もかもやっていたのに、このたった100年で、日本にいくつも原発を作らないといけない世の中になってしまったんですね。

1900年より昔の音楽を私たちは演奏するけれど、戦争や災害もあった中、生き残ってきた音楽の生命力の凄さ。音楽には罪がない。だから永遠のものなのだと思う。

たった100年でこのペースですから、100年後は一体地球はどうなってしまうのだろう、と考えると本当に恐ろしくなります。
現在100歳以上の方は世の中に大勢生きておられます。上の写真はその方たちが生まれた頃の日本なのです。
今生まれる子も100年後、生きている子もいるでしょうね。

人がちゃんと生きていられる地球であってほしい。。。


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2011年02月02日

アンチエイジングに関する本

↓でコメントをいただきましたので、本のご紹介をいたします。

リットーミュージック
常岡治恵著:毎日歌って簡単健康いきいきトレーニング
      〜50代からのアンチエイジング〜

これは、特に合唱をやる人のためのヴォイトレのための本、というわけではなく、著者の常岡先生が冒頭に書かれている通り、表情筋と腹式呼吸を組み合わせたメソッドで、健康維持・増進に興味がある方、精神的、肉体的な衰えが気になり始めた方のためのプログラムです。
なので、声楽や合唱を専門にやっていない方でも簡単に取り組める内容です。
特に付属のDVDの体操が楽しいですよ。

私も、多くの60代以上の女性と一緒に活動していますが、声だけの問題ではないところによくぶち当たります。
例えばリズム感であったり、ピッチの感覚であったり、あるいは日頃はそれほどでもないのに本番だと緊張で表情が暗くなったり、出遅れてしまったり・・・
バランス感覚や反射神経といった、身体能力や脳からの伝達が衰えないためにはどうしたらいいか、ということを最近よく考えるようになりました。
また舞台で歌う表情で、若く見える人とそうでない人があることも、おかあさんコーラス大会などではよく感じます。

そういったアンチエイジング世代の抱える悩みを熟知された著者のメソッドは、わかりやすく誰でもすぐに取り組める内容です。
興味のある方は是非お試しになってみてくださいね。


posted by ひろこ at 00:07| 岐阜 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

合唱って楽しいぃ!

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すでにご存知の方も多いかと思いますが、合唱団のヴォイストレーナーとして全国各地でご活躍、またコンクールの全国大会上位校にもご指導に行かれていらっしゃいます、坂本かおる先生のご著書です。

全国で、小学生から大人まで、さまざまなケースと向かい合ってこられた坂本先生の、実践的な指導法や、声の嬌声法など、合唱をやる人と指導者には目からウロコものの本です。
特に、付属のDVDで坂本先生がモデル合唱団の方にいろいろなパターンで指導されている様子は大変刺激的で参考になりますよ。

坂本先生は私と同じく大谷研二先生の下で合唱指揮の研鑽を積まれた経歴もおありということもあり、本の内容も、読んでいただければよくお分かりになると思いますが、これまで自分が合唱団でやってきた音楽と方向性が等しく、皆さんにも共感・感動して見ていただけるものだと思います。

その坂本先生から昨日、大変光栄にもこのブログにコメントをいただき・・・!
このような偉大な先生と出会い、交流させていただけること、本当にうれしくありがたく思っています。
コメントにも書きましたが、坂本先生効果は、後輩である私にはユンケルのような効き目があり、ひろこパワーを支えてくださる大きな栄養源となっていきそうです。

すばらしい指導者のわかりやすく親しみやすいお宝のようなご本です。
是非是非、お読みになってみてくださいね!
ご注文は↓のブログから。

坂本かおる先生のブログ




posted by ひろこ at 08:17| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

声のことがよくわかる本

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「医師」と「声楽家」が解き明かす
発声のメカニズム

萩野仁志・後野仁彦 著   音楽之友社

2004年に発行された本ですが、私はこの存在を知らずにおりました。
たまたま音声学の本を調べていて取り寄せたところ、とてもよかったので紹介させていただきます。
音声学専門の耳鼻咽喉科の医師と、声楽家がタイアップしてかかれた発声のメカニズムの本で、内容も非常にわかりやすく、挿絵や声帯の写真・レントゲン写真など、充実しています。
日頃自分が指導していることを裏付けてくださるような内容もたくさんありました。
歌うための発声本として、歌う人の気持ちを深く理解された、とってもおすすめの1冊です。まだご存知ない方は是非お読みになってみてくださいねexclamation



posted by ひろこ at 00:42| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

木の絵本

こんばんは!
正月三が日も過ぎてしまいました。年末年始は女性にとってはお仕事満載ですよね。そろそろ疲れが出始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お正月に義姉から子どもたちに絵本をプレゼントしてもらいました。
本好きな義姉は、子どもたちの進級・進学やお正月休みに会う時、よく本をプレゼントしてくれます。子どもたちも私も感動する絵本や児童書を見立てて贈ってもらえるので、本当にありがたいです。

今年は「木」に関する2冊の絵本でした。


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「大きな木のような人」 いせひでこ:著  講談社

パリの植物園が舞台の、植物学者と少女の物語。


・・・人はみな心の中に、一本の木を持っている。

   その木は、なにも語らない。
   でも、たくさんの物語を知っている。


いせひでこさんの水彩画が本当に素敵なんです。
読み終えると、ああ、フランスだな〜〜っていう感覚。
日本人の作品なのに、フランスの絵本のようですよ。


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「木」 佐藤忠良:画 木島 始:文  <こどものとも>傑作集

・・・おおきな木は
   空を みあげながら
   かぜのうたを
   きいている
   おおきな木は
   そらが だいすきなのだ

・・・木のこぶから  
   がまんのうたが きこえてくる
   
   だまっているが
   うたっている   
   木のこぶこぶ
   
   むかしと いまが
   いっしょに いきをしている
   木のこぶこぶ

・・・うっひゃあっ
   みどりの はなびの まんなかに
   おおきな木は うたいながら
   たっている 
  

木島始さんの詩は特に児童合唱曲でよく出あいますが、やさしい言葉の中に深みがありますね。
佐藤忠良さんは、ウチのパパ上が学生時代に影響を受けた作家の一人です。1912年生まれということですから、98歳になられるのですね。
シンプルなデッサンゆえに、木の生命力・力強さを感じるのでしょうか。絵本のサイズを飛び越えて読み手の心に入ってきます。


2冊とも、大人のための絵本ともいえる作品だと思います。
よかったら是非ご覧になってみてくださいね。


posted by ひろこ at 17:51| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

夏休み明けの一冊

9月1日です。
今年は夏があっという間に過ぎたような気がする私です。
あ、でも最近は夏に限らず・・・か。。。
いつの間にか季節が変わっていって、でもそれって急に変わるもんじゃないんだよね、考えたら。
1日1日、変わってるんだよね。

最近本屋さんで目に留まって一気に読めた本です。
今の自分にはとてもありがたい一冊でした。


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「いいかげん」のすすめ  ひろさちや  PHP研究所

こちらのサイトで少し中を読むことができます。
夏の終わりの羅針盤が必要な方、是非読んでみてくださいな。



posted by ひろこ at 02:06| 岐阜 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

生きる

「生きる 〜わたしたちの思い〜」

著:谷川俊太郎 with friends
角川SSC


詩人・谷川俊太郎さんのウェブ上のコミュニティで「生きる」というトピックへ書き込まれた言葉を綴った本です。
たまたま本屋さんで見つけたのですが、とてもおもしろい企画だな、と思いました。
多くの人が、それぞれの視点で自分の「生きる」をコトバで表現されています。
まるで1冊の詩集のような感じ。
本の帯にはこのようなキャッチコピーが記されています。

「これは、詩の世界を革命的に変える試みです。」
「泣きたくなるほど優しい本です。」

谷川俊太郎さんの詩「生きる」をめぐって、こんなに多くのさまざまな思いが寄せられるって、すごいことだなーと思いました。
いろんな思いを知ることのできる本です。





posted by ひろこ at 06:55| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

新実先生の本

おはようございます!
今日は七草。七草粥、みなさん召し上がりますか?
お正月から私はお腹の調子が悪くなったり良くなったり・・・(別に食べすぎってわけじゃないよっ!・・・(^^;?))
なんだかすっきりしないので、今日は慣習に従って七草粥で胃袋を休めようと思っています。

昨日はさざんかの稽古始めでした。
最近ニュースを見ていると、なんだか日本、大丈夫かなー?という暗い気分になってくるのですが、
さざんかのみなさんの歌声はそんな風はどこ吹くやら、といった元気で明るいものでした。
また昨日は今年11月の電気文化会館の利用申し込み受付開始日だったのですが、11月に予定しているコンサート、平日の昼間だから抽選にいかなくても大丈夫だろうと高を括っていたら、なんと受付1時間後には平日昼間も2日間しか空きがない状態で・・・
不況知らずの名古屋のホールですね。
音楽は、大事だな。

その後、カワイ名古屋ショップへ楽譜を買いに行ったところ、入ってすぐの書棚の上に、なんと新実先生が昨年12月に出版された本が飾られていました。

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「うたの不思議」〜「白いうた青いうた」の秘密〜

新実徳英:著  音楽の友社


新実徳英:作曲 谷川雁:作詩「白いうた青いうた」の音楽と詩の両面から、新実先生が非常にわかりやすく、曲を捉えやすく解説された本です。決して難しいものではなく、しかし親しみやすい曲のウラには、こんな理論があって作曲されたんだーという、音楽の構造を勉強できる本です。
また谷川雁さんの詩を、新実先生の深く優しい捉え方で説明されているその言葉に、多くの共感を見出せました。
何かの折に合唱団で「白青」を演奏してもらうことが多い私にとっては非常にありがたい1冊です。


・・・1日の心配や苦労はもはや終わっているのに、ねむの木は風もないのにかすかに震えている感じがする。それはなぜだろう。それは、旅をしたいという気持ちが自分の内側に強くとどまっているためだ。・・・
                                       「ねむの木震ふ」から
posted by ひろこ at 09:41| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

発声の本

最近目に留まった発声に関する本。

「美声学」

松尾篤興:著  カワイ出版


今年4月に出版された本ですが、発声に関することがとてもわかりやすく書かれています。
また、声楽家の立場から見た合唱で抱える発声の悩みについてなど、実践に基づいたテキストで、私は共感することだらけです。

とても項目の多い内容の濃いテキストですが、たとえば、こんな項目があります。

・合唱と独唱とでは発声が違うのでしょうか?
ここでは、平均律と純正律のピッチについての違いなどについても説明されています。
従来の独唱重視型発声のテキストとは少し違い、合唱と独唱、それぞれに求められるものも記されています。

この中のコラムで、「アマチュアとプロフェッショナル」というのがあり、そこにこんなことが書かれています。

・・・アマチュアの場合、新しい譜面を手にすると、先ず曲のメロディーやハーモニーをチェックするために音符の音程とリズムを確かめます。そこへいくとプロの連中の音楽稽古はいきなり歌詞をつけてはじめられます。・・・・(中略)・・・この結果、アマチュアは音符に従ったフレーズの表現、プロは歌詞に従ったフレーズの歌い方、といった差が出てくるのでしょう。・・・(中略)・・・アマチュアは音符に縛られて自己表現の域へ辿り着かないのに対し、プロは音符はひとつの目安であり、何を表現するかが最も大切なことであるかが理解できている、いや、自己表現がなければ自分の歌手としての存在感が無いと考えているからに違いありません。・・・


「アマチュア」部分の練習をさっさとクリアして「プロ」と同じような音楽の練習ができると、合唱もおもしろくなるだろうがなあ・・・

意識はあっても、さっさとクリアがムズカシイ・・・


posted by ひろこ at 18:21| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

なんか当たってるっぽい

・・・って、宝くじではございません。残念ながら・・・。


誕生日大全.jpg

「誕生日大全」
サッフィ クロフォード/ジェラルディン サリヴァン 著  主婦の友社

子どもを病院に連れて行き、薬局の待合室で見つけた本です。
何月何日生まれの人の性格や行動といったように、誕生日毎に2ページずつ書かれた分厚い本ですが・・・。
どこかでこの本をみつけたらご覧になってみてくださいね。
自分や家族の誕生日もさ〜っと目を通しましたが、うちの場合はこわいぐらい当たってる〜って感じでした。


今日はいいお天気ですね。多治見は抜けるような青空です。
昨日はレッスン室の片付けをしました。(まだ半分ですが)
書棚に楽譜が収まりきらないことが判明し、収納スペースをどうしようか検討中です。いらないものは極力処分しているのですが、それでも減らない。
自分専用の納戸がほしいなぁ。

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posted by ひろこ at 11:58| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

山あり谷あり・・・

コンクールを追いかけている豊田ユース。みんな頑張っています。
でも、何事でもそうですが、前進し始めれば山あり谷あり。
今まで感じていなかったような声・音への不安が出てきたりもします。
1発勝負のコンクールというのは、その点いいですよね。良かれ悪かれ、その時だけで終わる。
でも県大会、支部大会、と時を経て追いかけるものは、途中で中だるみしたり、足並みが揃わなくなったり・・・皆がいつも同じ気持ちで練習できれば良いのですが、その点、集団でやるものは良さもあり、難しさもあり、ですね。

たまたまウチの主が図書館で借りてきていた本が、なかなかおもしろくて。。。



「考えすぎ人間へ」 遠藤周作:著 青春出版社

・・・・・

こうすれば出世できるとか、友達を作る方法とか、それも確かにありがたい話だけれども、「ビッグ・トゥモロウ」ではないけれど、[大いなる明日]についても少しは考えてもいいと思うんです。
たしかに青春時代というのは小さなことで悩むし、その数も多いでしょう。だからタテマエとしては「悩みなさい」とぼくもいいます。
でもホンネをいえば、「最後には必ずよくなるものだよ」ということです。そういう気持ちを自分でも持っていたほうがいい。いま悩んでいることを、これがすべてと思わないほうがいい。
病気をしている者は「これで俺の人生は終わりだ」と思うでしょう。でも私の経験からいうと、回復して10年もしてみれば、それが自分の人生の一部分にしかすぎなかったことが解ります。失恋したとか、受験に失敗したとか、東京で友達ができない・・・そんなことも同じように人生の部分であって全体ではないんです。

・・・・・

悩んでいいんです。いいけれども、ただ最後には、人間の中に病気を治す自然治癒力があるように、また人生治癒力もあるのだと知っておいたほうがいい。その人生治癒力というのは、自分の力から来るというよりその[大きなもの]から来るんです。

・・・・・

苦しみに直面してもがくな、とはいいません。でも、もがきすぎると、苦しみに吸い込まれる。自然体でいればいいんです。歌じゃないが、“ケセラセラ、なるようになる”って感じでいればいい。
だからといって努力しなくてもいいというわけではない。ぼくが小説で書き悩んだときも、努力もしないでボーっとしていたのではなく、苦しみもがいたあげくに、あるとき電車のドアに寄りかかってぼんやり振動に身をまかせていたら、そのときパッと道が開けたことがあった。それはいってみれば無意識の力なんです。目に見えぬ無意識の力が発動されるためには、やはり苦しみもがいた経過というのが必要ではあります。

・・・・・

妙なもので、われわれはよくリズムなんていうけれども、辛いこと苦しいことは起こるときは次から次へとやってくる。
そういうときはたしかに海の底に沈みつつある状態であるといえるでしょう。そのとき、もがけば体はさらに沈んでいく。力を抜いて、水に身をまかせれば、体はゆっくりと浮かび上がっていくんです。つまり人生、大きな海の中にいるようなものなんだから、その大きなものに任せるという気持ちが必要なんです。

・・・・・


どんなジャンルでも、「歌いたい」という気持ちで歌っている人たちの声は活き活きとして輝いています。
コンクールとかだと、どうしても「上手く歌わなければ」「賞を獲れるように歌わなければ」となりがちで、指導者もあおりがち・・・(^0^;)
上達するための一歩、鳥肌が立つような美しい音への一歩だと思って、もう一度自分の中の「歌いたい」という原点を大切に思ってほしいです。
みんなのそれがなにより、一番なんだからねぴかぴか(新しい)
posted by ひろこ at 13:47| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

聖母マリアの本

聖母マリアについての資料を図書館で調べていたら、とても解りやすくていい本を見つけました。

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諸川春樹+利倉隆:著 「聖母マリアの美術」(美術出版社)


本の表紙には、このように書かれています。

西洋の美術館をめぐるとき、かならず出会うのが
神秘的で美しく、しかも人間的な聖母マリアの優しい姿です。
それは、西洋絵画史に現れた究極の女性像でもあります。
・・・・・

この本は3つの部分からなっています。
PARTT「マリアの物語」では聖母マリアの生涯が28項目の物語で、ストーリーに準じた絵画と共に構成されていて、読みやすく、とても話が解りやすいです。
PARTU「聖母子の画家」ではルネサンス時代とバロック時代を中心として、ボッティチェリ、ラファエロなどの代表的な25人の画家たちがどのように聖母子を描いたのか絵とともに解説されています。
PARTV「マリアの事典」では聖母マリアと係わる人物や事物が事典の形式で100余項目にまとめてあります。


絵は小さいのですが、いろいろな発見がありおもしろい本です。
視覚的にも、言葉の端々からも聖母マリアのイメージが広がり、音楽をする上でかなり参考になると思います。

私はこの本が手元に欲しくて、○○ゾンで中古品を購入しました。
かなりリーズナブルに良品が入手できたので大満足です(^^)v





posted by ひろこ at 01:41| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月21日

いつまでも、楽しくしなやかに

おばたコーラスというおかあさんのグループの指導に行き始めてはや20年が経ちました。おばたコーラスは、今から45年ほど前、ちょうど公団の団地が全国に建てられて団地ブームになった頃にできた小幡団地のおかあさんたちが、子育ての傍ら団地の集会所に集まって、いわゆる「ママさんコーラス」を楽しんでいらしたのがもとのはじまりです。今ではその団地も新しく高層に建て替えられ、練習場所も近くの生協の集会室に変わり、団地にゆかりのない方々も多くなりました。
ちょうど私の親世代の方が多く、この20年の間、自分が主婦・育児生活で困った時、母のようにああしなさい、こうしなさいといろいろ教えていただきました。
60代・70代の方が多くなってきた今、皆さんがいつまでもやりがいを持ってコーラスを楽しんでいただけるように私も力になりたいと思っています。
またその後に続く世代の方たちにも、同様の願いを持っています。

その方たちの40代から20年、おつきあいしてきて感じることは、声そのものは、毎週きちんとトレーニングしていれば、変化はするもののさほど衰えないということです。もちろん、10代20代のような張りは薄れていきますが、若い時には出せない丸みや深みのある、合唱が十分楽しめる声は維持できます。
問題は、リズム感や音程、ハーモニー感覚です。
これは、残念ながら20歳までに受けた教育が大きく左右するのではないかと思われます。
私が指導に行き始めた皆さんが概ね40代の頃から、音程・リズムは苦労しました。もちろん練習を重ねれば随分よくなりますが、音楽環境に恵まれて育った若い世代の人たちに比べると、音程・リズムをきちんとするのにかなりの時間を必要とします。
でも、20歳までに恵まれた音楽環境にあったからといって安心はできません。
これもやり続けなければどんどん衰えていく脳や反射神経の機能でしょう。

ただやり続けるといっても、あんまり真面目に熱心になりすぎて、身体のどこかに力が入ってしまっては逆効果です。また、家庭での束縛が解けないというのも声を出す上で何らかの影響があるように思えます。
いずれの場合も、
ストレス→自分の心と体を自由に解放できない→身体(のど)が硬くなる
という、「詰まる」方向にあります。
「詰まらなくてすむ物事への姿勢・生活」を心がけることも大切ですね。焦らず、楽しく、1つ1つやっていくことでしょうか。もし、ご家庭の事情でとても大変な生活を強いられる時でも、コーラスをする時間が許されるならば、せめて歌う時間は心身を思いっきり解放して楽しんでいただきたいです。コーラスで解放されれば、家庭や仕事もきっと明るく潤滑にやっていけますよね。

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誠信書房 バーバラ・コナブル:著
「音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと」
 アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング

私が日頃参考にしている本です。
歌はもちろん、器楽の方々からも注目されているアレクサンダーテクニークの、絵図の入った解りやすい本ですよ。


いつまでも美しい声で心身とも自由に解放されて歌っていけたら、この上なく幸せですよね!
posted by ひろこ at 09:11| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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