昨日はカトリック布池教会の太田神父様より、ミサ曲のテキストについてリリアス向けに講義をしていただくことができました。
歌詞の語源やそれぞれの曲の祈りの根幹にあるものなど、恥ずかしくも知らなかったことだらけの私でした。神父様には、ただただ感謝あるのみです。
その中で、ラテン語を歌う場合の発音について、
ラテン語にはイタリア式やドイツ式など、国により違う読み方があるが、作曲家は自分が読む発音で想定して曲をかいているから、作曲家の国に則したラテン語の発音で歌うのが良いのでは、というお話がありました。
この件は私もよく悩むところで、今年コンクールでフィンランドのラテン語の宗教曲を演奏する際もずいぶん迷いました。
コスティアイネンの宗教曲のCDでは、ドイツ式に発音されていて、フィンランドの方もやはりドイツ式で読まれていたので、ドイツ式の発音で歌うべきだろうな、とは思ったものの、私が今まで歌ってきたり、日本で耳にする多くはイタリア式の発音なので、「Regina Angelorum」を、「レギーナ アンゲロールム」と発音することになんとなく抵抗があって・・・。
審査員も県や支部大会は皆日本人なので、「レギーナ」で大丈夫かな?と心配もあり、結局イタリア式に「レジーナ アンジェロールム」でいきました。
しかし、そう思うのも日本人の偏見かも知れませんね。
以前、豊田がウィーン少年合唱団の音楽監督ゲラルド・ヴィルト氏にモーツァルトのAve verum corpus の指導を受けた時も、完全にドイツ式に発音を直されました。
「ナートゥム デ マリア ヴィールギネ」
「イン クルーツェ」
という具合に。
慣れないと、私などはやや抵抗がありました。
ところで、先日ご紹介したフランスの合唱団は
「レジーナ セーリ(Regina Coeli)」
と歌っていました。(Mel BONIS・フランスの作曲家)
でも、ヨーロッパの合唱団の人は、例えばドイツの合唱団はイタリアの作品でもドイツ式で歌っていたりするんじゃなかろうか?
それともやはり作曲家の語感を尊重して、作曲家の国の発音に合わせて歌っているのだろうか?
あまりこだわると大変だけど、音楽的には大事なことですよね。
2008年12月13日
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